年間の行事

植物園オリエンテーリング

新年度の一番最初にある行事が、植物園オリエンテーリングです。毎年4月の上旬、桜が満開の頃の京都府立植物園で行っています。

大人も子どもも2人1組になって、問題用紙を片手に答えを求めて植物園中を歩き回ります。時には同じ道を行ったり来たりすることも…。問題の中には大人でもわからないようなものもあり、結果に大差がつくことがよくあります。

最近は体験講座のひとつとして行っているので、ぜひ一度参加してみてください。
 

入門キャンプ

入門キャンプは、つくしクラブに入って一番最初にあるキャンプ!!

自分たちでテントをたてたりご飯をつくったり山の中で遊んだりと新しく入った5年生にとっては初めてのことばかり☆ 6年生にとっては、新5年生をサポートすることで6年生らしくなる第一歩の場でもあります。みんなで協力してキャンプ場にテントや水などの荷物を運びテントを立てたことのない5年生に去年自分が教わったように6年生がリードして立てます。

夜はそれぞれグループにわかれてのご飯作り!事前に自分たちで決めたメニューを作ります。おいしくできて親に自慢するグループがあれば、失敗してスタッフに食べさしているグループがあったりと、みんな一生懸命不慣れな手つきで作ります。

ご飯の後は、暗闇の中での遊び! 普段、暗い山の中で遊ぶことなんかないのでスリルがまた楽しくなり大興奮する子や怖いとスタッフにしがみつく子などキャーキャーといって遊びます。いっぱい遊んだ後はテントでおしゃべりしたり、しなかったり…ほとんど子は疲れてすぐに眠っていまいます。

朝ごはんも眠たい目をこすりながら、もちろん自分たちで作ります。そしてテントをたたんだり撤収作業も、もちろんみんなでします。
帰るころには来たときよりも、みんなが仲良くなって帰って行きます。
 

京都市内オリエンテーリング

小学部の夏休みを締めくくる行事です。

京都市内を走る電車やバスなどの交通手段を駆使し限られた時間と、限られたお金で京都市内中に用意された問題を解きまわりその合計点で順位を競います。

単に問題を解くだけでなく効率よくチェックポイントを廻り省費用・省時間でゴールすることも重要です。「市バスに乗るか?、それとも歩いて節約するか?」など残り時間を考えながら臨機応変に対応する能力が求められます。
もちろん、出発前の計画で、不備の無い計画を立てることも大切です。いかに無駄なく回る順序を考えられるかが勝負の分かれ目です。
 

淡路島サイクリング

小学部では、秋になるとサイクリングをします。最終目的は小学生全員が淡路島一周をすることです。

それに向けて、9~10月の土曜・日曜日に練習サイクリングをします。長時間、集団で自転車をこぎ続けることに慣れるだけでなく、サイクリングの基本やマナーなども学びます。

行き先は、京都嵐山・清滝、流れ橋、宇治の平等院、奈良の東大寺などで京都を中心に練習します。
サイクリングは子どもだけでなく、大人も子どもの様子を見ながら、十分に楽しむことができます。つくしクラブのOBの親を始めとして大人だけでサイクリングサークルつくっているほどです。

サイクリングは、心と体の両方の健康に良く、とても楽しいです。
 

サバイバルキャンプ

サバイバルキャンプは、自作の家で一晩を過ごすキャンプです!!

山に入り、チームに分かれて自分たちの家を作ります。まずは地面慣らしから。寝やすいように地面を平らにしていきます。
普段ノコギリやナタを使いなれてない子どもたちが、自分の背よりも高い木を切り倒します。
切り倒した木や去年使った木などを利用して、そのチーム独自のユニークな家を組み立てていきます。太い木は柱にし、細い木で壁を作るというように、工夫しながら作っていきます。

初体験の4年生とまだ未熟な5年生は、ブルーシートを1枚だけ使うことができます。ブルーシートを使うと壁に隙間ができないので、使わないよりも簡単に作ることができます。
しかし、経験のある6年生は、ブルーシートを使わずに壁や屋根を木や葉っぱだけを使い作らなければなりません。
また、夜はとても寒くなる季節なので、隙間がないように作ることも必要なのです。広いところ狭いところ、天井が高いところ低いところ、家の形はチームによって十組十色!

しかし、次の日には解体しなければなりません。せっかく一生懸命作った家を壊すときのさみしいことさみしいこと…。もっと残しておきたいという声もたくさん聞きます。

 

料理コンテスト

新年最初の行事の『新年会』で、小学部は『料理コンテスト』をしています。

2~3人のチームに分かれて、4年生はお菓子、5・6年生はコース料理で味・見ため・オリジナル性・やる気を競い合います。
もちろん練習なしでは、ちゃんとした料理を作れません。初めのうちは失敗ばかりだけれど、練習を重ねるうちに、だんだんと手際よくつくれるようになったりつくれるようにならなかったり…しかし本番にはプロ顔負けのお菓子・料理が並びます。
子どもたちは、メニュー決めから始まり、買出しに行き、実際に作るところまで全てします。

外での活動が多いつくしクラブでは珍しい、インドアの活動です。
 

夏山登山

練習登山

夏山本番に向けて、山の知識と3000m級の高山を登る体力をつけるものです。

6月の上旬から始まり、小学部では1泊するものを含めて4回、合計5日の練習登山を行っています。
練習登山では、山でのマナー、山の歩き方、休憩・水分の取り方、食事の方法…などなど、多くのことを学びます。最近では、比良山、蓬莱山、六甲山へ練習登山に行っています。

夏山本番

夏山とはつくしの中で一番大きな活動であり、つくし創立以来ほぼ毎年行われている行事です。毎年、北アルプスを中心に3000m級の山を登っています。

大きな取り組みということもあり、隊を組み、練習登山や、救護方法など、準備に長い時間をかけています。
なぜ長い間行われているのかというと、競争とかではなく、みんなで助け合い、みんなで同じ目標を目指して取り組む行事であり、しんどいことを乗り越えることでより一層仲が深まり、自身も成長することが出来るからです。

また、親子で参加することによって、子どもと同じ目標を達成・共感でき、家に帰ってからもそれについて話すことで、繋がりを深めることが出来る行事です。この行事を通して、子どもの今まで見えなかった一面や成長を見ることが出来ます。
2008年は白馬岳・唐松岳に、2009年は奥&北穂高岳・槍ヶ岳に登りました。
2010年は立山(雄山、大汝岳、別山、剣岳、獅子岳etc.)を縦走しました。
これまでに登った山は… 槍穂高連峰、立山連峰、後立山連峰、八ヶ岳周辺
 

春の合宿

中学部では毎年3月の末に、新中学1年生から新高校1年生が参加する合宿を行っています。

そこで3泊4日の間、中学生・スタッフ・親が一緒にレクをしたり、勉強をしたり、食事を作ったりして過ごします。この合宿は、新中学2年生が実行委員となり、みんなを引っ張って行きます。

勉強

新1年生はアルファベットを中心に勉強して、最終日にローマ字で合宿の感想を書いてもらいます。
新2年生は1年生の時に習ったけどイマイチ理解できなかったことを授業形式でもう1度復習し、2年生に向けての準備をします。
新3年生は全ての時間を自習にあてています。合宿前に自分にあった教材を選んでそれを使って自習をし、受験生としてのリズムを作っていきます。

どの学年にも子どもに負けないぐらいの数のスタッフがつき、いつでも疑問・質問に答えられるようにしています。

レクリエーション

レクはチームに分かれて、3日目の夜にもらえる賞品(おやつ)の量をかけて、真剣に3日間戦い抜きます。

色々な競技の総合ポイントによっておやつの量が決定します。レクは午後の1時から3時までで、内容は新2年生の遊び担当が決めています。合宿恒例のものや普段やっているもの、やらないもの様々です。
ジャンゴリ、チャンバラ、王様ドッヂ、ケイドロ、でんケン、しっぽとり…などをします。いつもやっていても人数が違うので迫力は比べ物になりません。

3日目の夜は最後の夜ということで勉強ではなくレクに時間をあてています。定番としては「何でもバスケット」です。みんなで大きな円と作り、走り回ります。
もらえるものはおやつなのに3日間も熱く戦えるのはスゴイ!! 賞品というより、「ただ負けるのが嫌い」というつくしっ子魂がそうさせているのかな??
 

新春キャンプ

新年度の中学部で最初のキャンプです。

小学部の入門キャンプとは違い、夜に集合して遊んでそのまま泊まり、次の日の昼前には解散するというかなり短いものです。時にはテントを使わずに野宿することもあります。場所は、山の中だったりキャンプ場だったりと様々です。

遊びの後はたき火を囲んでおしゃべり。学校やクラブの話、趣味の話、恋愛の話などなど、それぞれが思い思いの時間をすごします。このキャンプでは誰も「早く寝ろ」とは言いません。それは、次の日に特に何もしないということもありますが、自己管理を覚えるという意味もあります。

ということで、朝はみんなボーッとしています。半分寝たまま朝ごはんを食べ、後片付けをして帰ります。中学部の新春キャンプは、そんなゆる~いキャンプでもあります。
 

海キャンプ

毎年、夏に中学生が企画するキャンプが行われています。ここ数年は、舞鶴の神埼で行っています。

このキャンプでは、中学1・2年生の中から実行委員を選び、その実行委員がキャンプのスケジュールや遊び・食事のメニューを決めます。3年生は中学部で最後のキャンプということもあり、みんな全力で楽しみます。

2泊3日の間に、クラブで焼けた肌がさらに焼けてみんな真っ黒になります。
 

ナイトウォーク

ナイトウォークとは、その名の通り、夜に歩くというシンプルなものです。
夜の7時頃からセーフティーベストを着て歩き始めます。スタート地点は、阪神甲子園球場、琵琶湖大橋、奈良公園、伊丹空港…など毎年異なり、ゴールはつくしクラブ新館付近です。距離はフルマラソンとほぼ同じ約40kmもあります。

子どもの安全を確保するために、チェックポイントや、飲み物・食べ物が置かれているエイドステーションなどを一定の距離ごとに設置しています。
また、子どもと一緒にスタッフやOB・OG、親の方も一緒に歩きます。他にも、リタイヤした子どもたちを乗せるための車などのサポート体制もとっています。
先頭で帰ってくる子は朝3時に長岡京市にかえってきます。完歩する子は全体の7割に届くかどうかというぐらい。

試しに一度、フルマラソンの距離を歩いて体験してはどうですか?
 

西山大合戦

西山大合戦とは、つくしの小学部、中学部、高等部、スタッフ、親の方も参加して行う行事です。

全体を2チームに分けて新館の裏にある西山で山を挟んでチャンバラをします。チャンバラで使う武器は竹の棒にスポンジを巻いたもので、刀とそれより長い槍があります。男の子は刀を使い女の子は槍を使います。自分の槍か刀が敵チームの人の体に当たるとその人は斬られたことになり死にます。そして斬った人が相手の人が持っている命カードをもらいます。命カードがなくなった人は自分の陣地に命カードを取りに戻らなければなりません。

このようにしてチャンバラを進めていき決着は1チームに1人いる大将を先に斬ったチームの勝ちです。

西山大合戦では、子どもたちは元気に山道や道なき道を素早く走り回ります。そしてスタッフも子どもたちに負けないように必死です。親の方々は子どもの頃に戻ったかのように元気で、楽しそうに山を走っています。

 

小学部中学部


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